BLUE PERIOD

山崎まさよし BLUE PERIOD歌詞
1.月明かりに照らされて

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

月明かりに照らされて
ほほえむキミが 悲しすぎる
何を捨てれば このまま遠くへ行けるだろう

言葉をかわさないのは
はぐらかしてる訳じゃない
泣きたくない 二人 泣きたくない そうだろ?

これ以上 迷わない
もう 待たせないよ
キミと一緒じゃなきゃ
出来ないこと たくさんあるから

キミのためってどんなこと
オレのためってどんなこと
たったひとつでも さがしだせるなら 今すぐ

風の行方追いかけて
知らない国で やり直そう
どんな夜でも 手と手を離さない 誓うよ

これ以上 迷わない
もう 待たせないよ
キミと一緒じゃなきゃ
行けないとこ たくさんある


2.中華料理

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

何も言わずに 気持ち通じ合えたら
たぶん素晴らしいだろう

そして君との ままならぬ恋は終わり
今宵 うわべのつき合い まるめて捨てちまおう

たとえば 君が涙流して 悲しんでる時
ここぞとばかりに そばにいてやれる

言葉の重み感じたい もっとまだまだ いろんなこと知りたい
君は俺となら どんなとこ行きたい
中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい

テーブルをはさんだ ちょっと遠い二人より
触れる肩先の 緊張感がいい

土曜の夜連絡 ここんとこ なしのつぶて
静かな雨が 会いたさ かき立てる

今から俺が 雨に濡れて そっちに行くから
温かいコーヒーで 迎えておくれ

気持ちの重なり見つけたい 君は俺のどんなこと知りたい
そして俺となら どんなとこ行きたい
中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい

たとえば 君が老酒を おかわりしたなら
どさくさに紛れて 恋人になれる

言葉の重み感じたい もっとまだまだ いろんなこと知りたい
君は俺となら どんなとこ行きたい
中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい
気持ちの重なり見つけたい 君は俺のどんなこと知りたい
そして俺となら どんなとこ行きたい
中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい

中華料理はいけるかい 中華料理はいけるかい


3.セロリ

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ
夏がだめだったりセロリが好きだったりするのね
ましてや男と女だからすれちがいはしょうがない
妥協してみたり多くを求めたり なっちゃうね

何がきっかけでどんなタイミングで二人は出逢ったんだろう
やるせない時とか心許ない夜
出来るだけいっしょにいたいのさ

がんばってみるよ やれるだけ
がんばってみてよ 少しだけ
なんだかんだ言っても つまりは 単純に
君のこと好きなのさ

もともと何処吹く他人だから価値観はイナメナイ
流行が好きだったりそのわり古風なとこあったりするのね

性格曲げてまで気持ちおさえてまで付き合うことないけど
一人じゃ持ち切れない素敵な時間に
出来るだけいっしょにいたいのさ

がんばってみるよ やれるだけ
がんばってみてよ 少しだけ
なんだかんだ言っても つまりは 単純に
君のこと好きなのさ


4.One more time,One more chance

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

これ以上何を失えば 心は許されるの
どれ程の痛みならば もういちど君に会える
One more time 季節よ うつろわないで
One more time ふざけあった 時間よ

くいちがう時はいつも 僕が先に折れたね
わがままな性格が なおさら愛しくさせた
One more chance 記憶に足を取られて
One more chance 次の場所を選べない

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
向いのホーム 路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに
願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ
できないことは もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ

寂しさ紛らすだけなら 誰でもいいはずなのに
星が落ちそうな夜だから 自分をいつわれない
One more time 季節よ うつろわないで
One more time ふざけあった 時間よ

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
交差点でも 夢の中でも
こんなとこにいるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら 今すぐ君に見せたい
新しい朝 これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も

夏の思い出がまわる
ふいに消えた鼓動

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
明け方の街 桜木町で
こんなとこに来るはずもないのに
願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ
できないことは もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ

いつでも捜しているよ どっかに君の破片を
旅先の店 新聞の隅
こんなとこにあるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら 今すぐ君に見せたい
新しい朝 これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も

いつでも捜してしまう どっかに君の笑顔を
急行待ちの 踏切あたり
こんなとこにいるはずもないのに
命が繰り返すならば 何度も君のもとへ
欲しいものなど もう何もない
君のほかに大切なものなど


5.アドレナリン

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

アドレナリンに打ちのめされ涙が止まってる
悲しいのにただ風に吹かれてるだけ

我慢は体によくない すこやかに笑いたい
さびしいのにただ立ちつくすだけじゃ
愛しい人は去ってゆく

もうこれ以上僕は嘘をつかない
それが最後の悪あがきでもいいから
君をこのまま行かすわけにはいかないよ

胃カメラのモニターに映る ただれてく僕の心
バリウムが浸透するようにねじれてく君への愛情
お願いだよこの乾いた心を水浸しにしてよ

もうこれ以上 君に嘘をつかない
それが最後の悪あがきでもいいから
君をこのまま行かすわけにはいかないよ

早めに治しましょう こじらせて困る前に
その場しのぎの応急処置じゃ またすぐにはがれてゆく

もうこれ以上僕は嘘をつかない
それが最後の悪あがきでもいいから
君をこのまま行かすわけにはいかないよ yeah…

もうこれ以上 君に嘘をつかない
それが最後の悪あがきでもいいから
君とこのまま終わるわけにはいかないよmm… yeah… woo…


6.振り向かない

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

君の気持ちが揺れたのは
ごく自然なことなのさ

分かってたつもり 君からのさよならは
今頃になって なぜ 胸を焦がす

不甲斐ない僕にささげてきた
君の時間は取り戻せたかい

置きっぱなしの傘 あの時の忘れ物
だけど 君が部屋のドアたたくことはない

すれ違った後 立ち止まらない
どこかでもし出会っても幸せ祈るだけで
振り向かない 君を見つめない
確かに歩きだすよ

二人ですごした季節は 数えるほどしかないんだけど
泣いた顔 笑う顔 まぶたに焼き付いてる
だけど君をあの頃に戻しちゃいけない

すれ違った後 立ち止まらない
変わらぬ面影見つけても 言葉は交わさずに
振り向かない 君を見つめない
確かに歩きだすよ

すれ違った後 立ち止まらない
どこかでもし出会っても幸せ祈るだけで
振り向かない 君を見つめない
変わらぬ面影見つけても 言葉は交わさずに
振り向かない 君を見つめない
確かに歩きだすよ 確かに歩きだすよ


7.ガムシャラ バタフライ

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

Everyday またとりとめもなく幻像追って
誰もまだ見えない 桃源郷
Every time また高カロリーな願望抱いて
頭にはみだしてるコレステロール

これは俺じゃない そんなはずじゃない
それは君じゃない せとぎわガムシャラ バタフライ

グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミーゴ いちぬけた
グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミ-ゴ もうやめた

あれもこれもどれもそれもなにもかにも
欲しがってちゃ身がもたないね

Everyday またしょうこりもなく妄想追って
片目でのぞいてる 望遠鏡
Every night また何種類もの錠剤飲んで
せめて彼方の 竜宮城

それは君じゃない そんなはずじゃない
君はナオミじゃない どたんばガムシャラ バタフライ

グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミーゴ いちぬけた
グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミ-ゴ もうやめた

Everyday 誰にことわりもなく勝手にやって
一人でひらきなおる 洗面所

Every night また低カロリーな欲望持って
せめてあなたと 竜宮城

グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミーゴ いちぬけた
グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミ-ゴ もうやめた

あれやこれやどれやそれやなんやかんや
ゆわれたかて これしかないよ


8.水のない水槽

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

冬が終わる街を雨が静かに濡らす
僕が見てる明かりは溶けそうな窓にゆがむ

サーモスタットは壊れはじめる
魚が瀬に打ち上げられる

閉じれない意識で
しめつける記憶に
何もできないまま 水のない水槽の中にいる

うす暗い部屋の中で僕ら二人ゆれる
しめ忘れたドアが風で少し開く

あばらの浮き上がったきしむ肺を
君の温もりでしめらせたい

ひび割れそうな景色も
乾きすぎた髪も
はがれ落ちそうな過去も 水のない水槽の中で 二人

砂にうもれそうな死んだ瞳を
君の口づけでうるおしたい

ふさがれた想いも
しわがれた言葉も
枯れ落ちそうな花も 水のない水槽の中で

僕らは抱き合ったまま
明日に影をのばす
いつかの海を見てる 水のない水槽の中で


9.僕はここにいる

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

ため息だけが 静寂に消えていった 帰り道
遠い空 ゆれている 街並

すべてに君の やさしい微笑みが 離れない
手をのばしても 届かない場所にいる

もっと君のこと知りたいよ
悲しみも ささやきも 全部見てみたい
苦しいよ 今度はいつ逢える

遅すぎた出会い 胸にかみしめている 痛いほど
気付いたら 夜は終りはじめてる

うまく君の名を呼べないよ
せつなくて むなしくて つぶされそうさ
わかるかい 僕はここにいる

むくわれない 束の間の夢ならば
せめて 偶然の時だけでも
はかない うたかたの恋ならば
せめて今 君の声だけでも

救われない 痛みだけの気持ちでいい
傷ついても それでかまわない
できるなら 今すぐ抱きしめたい
二人だけの 約束を交わしたい

むくわれない 束の間の夢ならば
せめて 偶然の時だけでも
はかない うたかたの恋ならば
せめて今 君の声だけでも


10.Passage

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

あこがれの場所までまだ遠く
長くわだちが続いてる
ときおり吹く砂まじりの風に
細い影が揺さぶられる

あの日の友の呼び声が
聞こえては消えてゆく

遠い昔に交わした約束を
心の隅に置いたまま
過ぎて行くありふれた日常の
ささいなことを気にしている

振り返って目をこらしても
ここからは遠すぎて

流れてく雲の途切れた先に
ずっと消えずあの星があるなら
その果てに夢を見続けること
僕はまだ出来るのだろうか

錆びついて誰も乗ることのない
車の横を通り過ぎる

いくつかの叶わぬ願いが
ぼんやりとなびいてる

いつかどこかで僕が疲れ果てて
一人立ち尽くしてしまった時に
何に思いをゆだねればいいのか
今は分からないけど

流れてく雲が途切れた先に
ずっと消えずあの星はあるから
その果てに夢を描き続けて
僕はまた歩き始める


11.やわらかい月

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

笹の舟を 水辺に浮かべたまま
一人岸辺で 流せず見つめてる

暮れてゆく空に 慣れてくる頃
満ち足りた月は 水面をただよう

かたくなに何を 拒んできたのだろう
闇におびえて泣いたのは 遠い昔のことなのに

笹の舟は 風で少しゆれた
僕の影が 行方をさえぎって

やわらかい月に たどり着くまで
どれくらいの時が 流れればいい

かたくなに閉じたこの手を そっと開いて
思いが解き放たれてゆく それだけを祈ってる

まだこの心に光が あるのなら
ゆるしあえる日がきっと来る その時を信じてる


12.明日の風

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

哀しい夢で寝不足気味の僕がいる 鏡の中
失くした言葉 思い出せずに朝は過ぎてく

優しさの意味 はきちがえて
いくつもの季節をやりすごしてた

ありったけのこの声を届けて欲しい君のとこへ
悲しみを残したまま僕らは次の場所へもう踏み出してる
明日に向かう風が街を通り過ぎて
少しずつ変わってけばいい
いつの日かこの痛みが眠りにつければいい

あれからいろんな事考えてみたけど 僕なりに
あこがれだけで生きていくほどもう無邪気でいられない

刻みつづける 時の中で
それぞれの願いがふるえている

ありったけの君の声を聞かせて欲しい今すぐに
ずっと先を見つめてても
今はまだ想い出と呼べそうにないから

ありったけのこの声を届けて欲しい君のとこへ
悲しみを残したまま僕らは次の場所へもう踏み出してる
明日に向かう風が街を吹きぬけてく
振り返ればあの道から
あの日の2人が僕らを見送ってる


13.Plastic Soul

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

生ぬるい情熱をグッと飲み干して
だらしない饒舌をもう黙らせたい

永遠なんていう言葉は
鼻につくから いっそのこと
安っぽいイミテーションでいい

※いずれ涙も枯れゆくなら
残された時の中で抱いて
せめて身体だけ溶け合うなら
汚れてもかまわない
抜け殻を焼き尽くして※

濡れた2人のシャツはもう脱ぎ捨てて
甘ったるいささやきなんかは聞きたくない

いくら綺麗な約束も
ウソになるなら 口づけで
いまわしいカルマをとめて

やがて痛みもなくなるから
まだ胸がうずくうちに抱いて
深く深く感じられるなら
汚れてもかまわない
悲しみを焼き尽くして

ゆずれない互いの性が
ジャマになるなら
いっそのこと
暗い暗い海の中で

(※くり返し)

痛みもなくなるから
まだ胸がうずくうちに抱いて
深く深く感じられるなら
汚れてもかまわない
悲しみを焼き尽くして

lalalalala…


14.心拍数

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

この頃はなんかちょっとどっか冷めている
そうお互い解ったようなそんな顔してる

笑えないバラエティ番組みたいに…

あの頃はもっとずっと一生懸命で
想いの深さを計り合ったよ

最近君の笑顔なんて見ない

心拍数近づけよう このままじゃ悲しいから
狂おしいほど抱きしめ合おう吐息もむせぶほど
しっかりつかまえるよ

噛み合わないことが少し長引くと
僕の知らない君を考えてしまう

どれくらい君のことを知ってる?

重なり合っても探している なんか淋しいから
どうにかなるほど求めていたい
切なさにまかせて
しっかりつかまえるよ

しっかりつかまえるよ


15.全部、君だった。

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

いつのまにか降り出した雨の音
急ぎ足で行く季節の終わりを告げている
ふいに窓を閉じかけた手が止まる
しばらくは君のこと思い出さずにいたのに

些細なことからの諍いは
いつも二人の明日を曇らせた

今ならあの夜を越えられるかな
君の涙に答えられるかな
胸も苦しくて張り裂けるほど
全部、君だった

互いのぬぐいきれない淋しさを
冷めた朝の光の中でうやむやにしてきた

心にもないうらはらな言葉で
わざと二人は傷付け合ったね

今なら上手に伝えられるかな
いつも微笑みに応えたかった
胸も切なくてかきむしるほど
すべて、君だった

時は静かにかけがえのないものを
遠ざかっていくほどあざやかに映し出す

どんなにやるせない気持ちでも
どんなに明日が見えなくても
温もりだけをたよりにしていた

やがて雨音は途切れはじめて
街がにわかに動きはじめる
雲はゆっくり滑りはじめて
部屋は明るさを取り戻してく

風がやさしく頬をなでてゆく
全部、君だった

雨も雲も街も風も窓も光も
全部、君だった
冷めた朝も夜も微笑みも涙も
全部、君だった


16.未完成

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

白々と明けてく空の下に
相変わらずしたたかな街がある
季節外れの風が吹く中で
朝にせかされている 僕がいる

冗談のように過ぎる毎日を
笑いとばしたり こだわってみたり
ただ先も見えず歩いているから
君の声だけでも聞きたいんです。

I wanna call you up just to hear your voice......

ゆっくりと日が翳るゆるい坂道に
あてどなく転がってる夢がある
ざわめきを離れた狭い路地裏に
やるせなさを紛らす唄がある

日を数えるごと染み付くズルさを
開き直ってみたり 言い訳にしたり
ただ一人きりじゃやりきれないから
また今宵 君を求めてしまう

I will end up basking in your love......

行き場を無くして漂う悲しみを
遠ざけてみたり 見失ってしまったり
そしてまた人は愛に迷うから
人知れず涙を落とすんです。

That is why I'm shedding secret tears......


17.僕と不良と校庭で

作詞:山崎まさよし
作曲:山崎まさよし

突然の君の便りは懐かしい不器用な文字と
どこか遠い国の空の絵葉書

あの頃やがて僕らも大人になると思ってたけど
はっきりとした未来は描けずに過ごしていた

校舎の上に広がる5時限目の空
退屈な世界史より風に揺れてる窓の外ずっと見てた

そして人並みに恋もして月並みな悲しみも知ったけど
まだ僕は過ぎてゆく日々に迷い残してる

手にしたものはいくつか色褪せてたけど
おぼつかない指先で憶えた唄は今もまだ歌ってる

いつかの夕闇迫るあの校庭から
僕らの細い影はどこまでも伸びてった

突然の君の便りに短い返事を出すことにした
今僕が歩いてる街の写真を添えて

確かなことは今もまだ見えないけれど
これから何処に向かうのかわからないけれど
息を切らし走り抜けたあの校庭に新しい風が吹く


18.8月のクリスマス

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

ありふれた出来事が
こんなにも愛しくなってる

わずかな時間でも
ただ君のそばにいたかった

あの夏を偲ぶように
粉雪が舞い降りる
鳴り止まぬ鐘のように
君と過ごした日々を優しく包んでほしい

僕の記憶もいつか
遠い空に還ってゆくのだろうか

過去からの便りのように
粉雪は舞い降りて
ガラス越し 冬の朝
心に秘めた想い 君に届けてほしい

どれくらいの涙が残ってるだろう
今は静かに目を閉じるだけで・・・

思い出を語るように
粉雪が舞い降りる
悲しみに暮れぬように
微笑を絶やさぬように
日はめぐり振り返れば

確かに君がいたあの夏の日に
確かに僕がいた8月の空の下